Device Web API Managerは、デバイス内のBrowserやPCのBrowser上のWebアプリから、RESTfulでの通信が可能です。

ただし、デフォルト設定のDevice Web API Managerと正常に通信するためには、HTTPリクエストにOriginヘッダを設定する必要があります。(OMA GotAPI仕様より)

AJAX等で送信する場合は自動的に設定されますが、アドレスバー上からの送信では設定されないため、 エラーレスポンスが返りますのでご注意ください。

なお、検証用の機能として、設定画面上の「Origin有効化」をOFFにすることでOriginヘッダの付かない環境からもManagerと通信することが可能になります。

次のStep1から通信確認の具体的な手順について説明いたします。

端末内でのアクセス

ホスト名 localhost
Port番号 4035

外部からのアクセス

PCのブラウザから接続する場合は、AndroidデバイスとPCを同一ネットワークに接続します。AndroidデバイスにIPアドレスが割り振られるので、そのIPアドレスを用いて接続をおこないます。

IPアドレス 割り振られたIPアドレス
Port番号 4035

Device Web API Manager をGoogle Playからインストールします。
インストールが成功すると、Device Web API Managerのアイコンが表示されます。


端末内でのアクセス

Device Web API Managerアイコンをタップし、Device Web API Managerを起動します。Managerの項目をOnにする事で起動します。

外部からのアクセス

Device Web API Managerアイコンをタップし、Device Web API Managerを起動します。PCから接続する場合、同一ネットワークのIPアドレスが割り振られている事を確認します。

IPアドレスを確認したら、Allow External IPの項目をチェックします。この状態で、Managerの項目をOnにする事で、起動します。

端末内でのアクセス

本ページをAndroid端末上で開いている場合は、下記のボタンでManagerの動作確認をすることができます。
使用できる場合は、Managerのバージョン名が表示されます。

IPアドレス

確認用のリクエストと成功レスポンスの内容は下記のとおりです。

Request
GET /gotapi/availability
Host: localhost:4035
Origin: http://www.gclue.io
Response
{
  "product":"Web Device API Manager",
  "version":"x.x",
  "result": 0
}

外部からのアクセス

本ページをPC上で開いている場合は、Android端末側のIPアドレスを入力後、下記のボタンでManagerの動作確認をすることができます。
使用できる場合は、Managerのバージョン名が表示されます。

IPアドレス

確認用のリクエストと成功レスポンスの内容は下記のとおりです。

Request
GET /gotapi/availability
Host: IPアドレス:4035
Origin: http://www.gclue.io
Response
{
  "product":"Web Device API Manager",
  "version":"x.x",
  "result": 0
}